あれは小学校3年生の夏のことだったと思います。

新築の家で暮らした思い出

新築の家で暮らした思い出

あれは小学校3年生の夏のことだったと思います

● 女性 43歳
あれは小学校3年生の夏のことだったと思います。それまで借家暮らしだったのが、新築の3階建てを建てることになりました。
子供でしたので、借家だの持ち家だのといったことは全く分かりませんでしたが、借家が平屋建てでしたので、階段のある家に住めるというのがうれしく、わくわくしたものです。

出来上がってみると、それまでの敷地を親戚と半分ずつにし、二戸イチの3階建てが建ったものですから、今までの半分の広さになってしまいました。
階段の幅が非常に狭いうえに、かなりの急こう配、しかも踏みしろが少ないものですから、慣れないうちは怖くて仕方なかったものです。
そのうちに慣れてきて、当たり前に上り下りすることができるようになりましたが、来客があるといつも階段の怖さを指摘されました。

姉と年が離れていたものですから、姉一人に対し、私と妹の二人で部屋を使うことになっていましたので、当然広い方に二人だと思っていたら、さっさと姉が広い方を占拠してしまい、それに対して父も母も何も言ってくれなかったのが悔しかったのを今でもよく覚えています。
なんといってもまだ小学生、すでに社会人だった姉には逆らえなかったのも無理はなかったでしょうが、なんとなく新築だというのにネガティブな思い出ばかりが詰まっているのでした。
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